「ヤバい神」出版記念トークライブに参加して
コラム
トーマス・レーマー著『ヤバい神』出版記念トークライブ「旧約聖書の神がヤバいってマジ!?」に参加(YouTubeライブ)しました。
新教出版社から出版されているようですが、「どうせ受けを狙ったネーミング」程度に思っていました。
原題は「DARK GOD」らしいですが、この日本語タイトルを考えた編集者、あっぱれです。
と言いながらまだ中身を読んでいない私です。
さっそく注文したので、果たしてどんなふうにこの神を解説してくれるのか、楽しみです。
この対談の中で、翻訳したのが学者ではなく、編集者の方だったこと。(しかもロン毛の。これは余計か、でも印象深かったので。)
学者が翻訳することの問題点、編集者としての苦労(一文字でも変更すると激怒する学者とか。)がおもしろかった。
この本は学者じゃない人が翻訳したことで、とてもわかりやすいと、同席した旧約学者の日高氏も太鼓判。
そもそも学者は翻訳本ではなく、原書を読む、だから翻訳本は一般人にわかりやすくないと意味がないという。なるほど。
「福音派の人はきっとこの本は買わない」というコメントがあったので、「わたし福音派ですが買います」と返した。
もっとも私は福音派の異端児だが。
福音派の中でもうやむやにされている旧約の神の蛮行の問題を、この際はっきりさせようではないか、と思う。
YouTubeでアーカイブが公開されているようなので、興味ある方はご覧あれ。
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