父がその子を憐れむように
聖書から主は、あわれみ深く、情け深い。 怒るのにおそく、恵み豊かである。
主は、絶えず争ってはおられない。 いつまでも、怒ってはおられない。
私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、 私たちの咎にしたがって 私たちに報いることもない。
天が地上はるかに高いように、 御恵みは、主を恐れる者の上に大きい。
東が西から遠く離れているように、 私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。
父がその子をあわれむように、主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。(詩篇103:8-13)
このみ言葉が私の神概念に大きな衝撃を与えたことを今も覚えています。
神は正しい方、罪を憎み、罪を罰する方。それが神というものだと思われています。
しかし神は「罪にしたがって私たちを扱わない」「咎にしたがって私たちに報いない」というのです。
「父がその子を憐れむように」ということばは、ルカ福音書15章のたとえを思い出させます。
神は私たちを「罪人」として扱わず、「失われた者」として探し、見つけ、喜んで迎え入れてくださるのです。
「それでは神は公正ではない。甘すぎる」という人もいるでしょう。
しかし自分自身がその「失われた者」であることを知るとき、今までの神概念が崩れ去り、
神の本当のお姿が見えてくるでしょう。
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