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「国家の罠」

太陽の下、再びわたしは見た。足の速い者が競争に、強い者が戦いに/必ずしも勝つとは言えない。知恵があるといってパンにありつくのでも/聡明だからといって富を得るのでも/知識があるといって好意をもたれるのでもない。時と機会はだれにも臨むが 人間がその時を知らないだけだ。魚が運悪く網にかかったり/鳥が罠にかかったりするように/人間も突然不運に見舞われ、罠にかかる。(コヘレト(伝道者)9:11-12)

 佐藤優氏の著書「国家の罠」のタイトルは、このみことばをヒントに付けられたそうだ。このみことばが佐藤氏の心象風景に合致しているという。

  同志社大学神学部、大学院を卒業した氏は、外務省で対ロシア外交の最前線で鈴木宗男氏と活動していたが、「国策捜査」によって投獄され有罪判決を受けた。

 裏切った同僚、上司を恨まず、取調べた検察官とも尊敬し合う関係を築きながらも、自身の保身よりも筋を通し、国策捜査への訴えをやめない氏は、獄中で読みふけった旧約聖書の預言者に自身を重ね合わせたのだろう。

 このみことばは人生の機微を実にうまく表している。

 

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